巡るアフタヌーンティー。Vol.15【メズム東京、オートグラフ コレクション】『冨嶽三十六景』をテーマに据えたジャポニズム

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【メズム東京、オートグラフ コレクション】すみだ北斎美術館と初コラボレーション
名作『冨嶽三十六景』を五感で味わう、アフタヌーンティー体験

東京・竹芝のモダンラグジュアリーホテル【メズム東京、オートグラフ コレクション】が、江戸東京の芸術文化を伝える【すみだ北斎美術館】と初のコラボレーションを実現。

2025年8月31日(日)までの期間限定で、日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」をテーマにした、特別なアフタヌーンティープログラム「冨嶽三十六景 前期」が、16階のバー&ラウンジ『Whisk』にて開催中です。

 

江戸の暮らしに想いを馳せて。北斎にちなんだアペタイザー


江戸時代を生きた北斎の暮らしを現代風に表現したアペタイザー

そば粉のガレット

北斎の質素ながら創作に情熱を注いだ暮らしぶりを想起させるガレット。

クレープ状に焼き上げたそば粉の生地を細かく刻み、香ばしさと独特な食感に、卵やパルメザンチーズ、オニオン、ベーコンなどの旨みが、食べ進めるほどに風味の奥行きを感じられるはず。

あえてカトラリーではなく、〈お箸〉でいただくというスタイルも、和の粋を感じます。

ゆずと抹茶のモクテル

見た目は抹茶、口にすると爽やかなゆずが香るサプライズ感あふれる一杯。

北斎が晩年、自ら調合したと伝わる〈柚子の薬〉をヒントに、抹茶の泡を卵白で表現。

そば粉のガレットとのペアリングも秀逸で、夏にぴったりの清涼感をもたらします。

 

浮世絵の世界を、味覚と共に旅する。
11種のスイーツセレクション

メインとなるスイーツは、すべて一人ひとり特製のボックスで提供されるという豪華さ。
蓋を開けるとスモーキーな香りが立ち上がり、まるで芸術作品に出会うような瞬間が演出されます。

《冨嶽三十六景》から象徴的な11作品を、甘党として知られる北斎の嗜好に着想を得て表現したスイーツたち。

グラニテミルク:「礫川雪ノ且」の雪景色を、ミルクとカルピスのシャーベットで再構築。チェリーで雪中の女性を描写。
シガレット ヘーゼルガナッシュ:「尾州不二見原」をモチーフにした濃厚なチョコスイーツ。香ばしいシガレットとガナッシュのコントラストが絶妙。
ライチゼリー:「登戸浦」の情景を、みずみずしいライチと軽やかなメレンゲで表現。初夏にぴったりな爽やかさ。
チーズサブレ×とうもろこしパウンド:「東都浅草本願寺」の屋根を模した重層的な食感。
チョコエクレア:「山下白雨」より着想。雷をモチーフにしたショコラスイーツ。
タルト・オ・ピニョン:「青山円座松」の力強い松を、和と洋の素材で構成。
黒ごまパンナコッタ:「三井見世略図」の江戸の空を、黒ごまで描写。
レアチーズコーン:「甲州石班沢」の投網をワッフルコーンで再現。中には爽やかなレアチーズがたっぷり。
フィナンシェ×オリーブ:「両国橋夕陽見」の夕景を舟と傘に見立てた一皿。
桜スコーン:春の余韻を感じる御殿山の桜を表現。
ライスババロア:「万年橋下」の視線の先の富士を、ミルクと米で表現した上品なデザート。

 


ミントコーディアルとレモンのモクテル

レモンピールのほろ苦さと酸味に、爽やかなミントを加えた夏らしい一杯。

グラス上部には波しぶきに見立てたソルト&ラムフォームを浮かべて北斎の代表作「神奈川沖浪裏」の世界観を表現。

 

〈巡るアフタヌーンティー〉的おすすめ3品は?

今回アフタヌーンティー取材班が選んだ本アフタヌーンティーを象徴するおすすめメニューは以下の通り。

1. ゆずと抹茶のモクテル

見た目と味わいのギャップに驚かされる一杯。まるで抹茶ラテのような見た目に反し、ひと口で広がるのは爽やかなゆずの香りが広がる爽快なノンアルコールドリンク。北斎が自作したと伝えられる〈柚子の薬〉をヒントにしたストーリーも魅力。

2. レアチーズコーン(=冨嶽三十六景 甲州石班沢(こうしゅうかじかざわ))

爽やかな酸味と軽やかなワッフルコーンが絶妙なバランス。
投網や富士山の構図をイメージしたビジュアルにも注目。

3. シガレット ヘーゼルナッシュ(=冨嶽三十六景 尾州不二見原(びしゅうふじみがはら))

桶越しに富士を望む構図を、香ばしいクッキー生地のシガレットとほろ苦いヘーゼルナッツガナッシュで表現したショコラのスイーツ。
サクッと軽やかな食感と濃厚なショコラのハーモニーは、誰もが虜になること請け合い。

 

葛飾北斎の浮世絵の世界へ没入体験を

【メズム東京、オートグラフ コレクション】が手がける「Afternoon Exhibition」シリーズ第14弾は、日本美術との初のコラボレーション。

浮世絵師・葛飾北斎の「冨嶽三十六景」をテーマに、江戸の風景と現代東京が重なり合う、唯一無二の日本文化への敬意を感じる美食体験。

この夏、都会の空に浮かぶアトリエで、北斎の世界に五感で浸るアフタヌーンティーを。

 

WRITTEN BY

駒崎 ナエコ

NAECO KOMAZAKI

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