レースや世界に一つのちりめん生地。美しいお守りと共にご利益を授かる【下鴨神社】めぐり

ご祭神の一柱が女性だからこそ。
心奪われる【下鴨神社】の美しいお守り
繊細で美しく透けるレースの御守に、ちりめんで作られた心願成就の媛守。
それぞれが私たちをときめかせ、「京都を訪れたなら参拝したい!」という気持ちを強くしてくれる【下鴨神社】の愛らしいお守り。
自分のためのお守りとして効力を発揮するための授かり方とともにご紹介します。
下鴨神社とは?
一般的には【下鴨神社】として知られていますが、正式な名称は【賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)】。
鴨川を中心に町がつくられていることから、鴨川の下流にまつられているお社ということで「下鴨(しもがも)さん」とか「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」と親しく呼ばれているのだとか。
また、ご祭神の一柱が女性の玉依媛命(たまよりひめのみこと)であるのも女性向けのお守りや美麗祈願が広く知れ渡っている理由の一つ。
優美で繊細。大きな話題を呼んだレース製のお守り
ご利益:開運・招福 初穂料:2,000円
【下鴨神社】の授与所でも一際存在感を放っている繊細かつ優美なレースのお守り。
中のお札が柔らかく透ける作りは、京都のアパレルメーカー『ルシアン』によるもの。
音楽にまつわる人に。涼し気な美しい音を表した【鴨の音守】
ご利益:心願成就 初穂料:1,500円
「声や歌、楽器など人の出す音が美しく、健やかであるように」と祈祷された御守。
糺の森の木々や水が奏でる美しい音が波紋柄で表現されているそう。
世界に一つのちりめん生地による【媛守(ひめまもり)】
ご利益:心願成就 初穂料:1000円
下鴨神社でレース守と同じくらい人気のあるお守りだという、ちりめん生地で作られている媛守(ひめまもり)。
同じ柄は一つとして無く、世界に一つだけの自分のお守りを授与していただけるので、じっくりと柄を眺めて、自らの心と向き合いたい。
お守りはどのタイミングで授与いただくのがベスト?
実は授かった時点でのお守りは、まだすべての人に向けられた状態のお守り。
自分専用のお守りにするためにも、参拝する前に授与していただきましょう。
お守りを手に本殿に行き、大切に携えながら神様に祈願することで漸くお守りが自分専用となります。
いただいた後も丁寧に扱い、心願成就した際にはお礼参りに参拝することもお忘れなく。
下鴨神社の摂社のひとつ【河合神社】では美人水も
また、京都・下鴨神社の摂社のひとつ【河合神社】は、古くより女性守護の信仰を集める神社。
それだけに美麗祈願として奉納する『鏡絵馬』も人気を博していますが、せっかくならば美人水もいただいてみては?
毎年秋になるとたくさんの実を結ぶ下鴨神社のカリン木。
そしてこの美人水は、収穫された黄金色のカリンの実と、御神水の飲みもの。河合神社の境内の売店で販売されている優しくて自然な甘みは、参拝時には必ずいただくという人も少なくない隠れた名物。
京都の数ある神社の中でも、高い人気を誇る下鴨神社。
近年は縁結びなどのパワースポットとしても人気が高い上、境内に広がる糺の森の楓や欅などの木々も豊か。
美しいお守りや美しさを授けていただける絵馬も楽しみながら、心清らかに参拝してみては?
INFORMATION
賀茂御祖神社(下鴨神社)
〒606-0807 京都市左京区下鴨泉川町59
京都駅 / 阪急 河原町駅 より
地下鉄(烏丸線)
京都駅~北大路駅まで 北大路駅より市バス1番・205番(約25分)下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)
市バス
京都駅~下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)まで市バス4番・205番
JR乗り換え京阪 出町柳駅
京都駅からの乗り継ぎ→JR奈良線:京都駅~東福寺駅→乗り換え(京阪:出町柳駅行き)→京阪東福寺駅~出町柳駅→徒歩12分:下鴨神社
阪急 河原町駅 より
阪急河原町駅より徒歩5分→京阪祇園四条駅~出町柳駅→徒歩12分:下鴨神社