唯一無二の色彩の世界へ。アムステルダム【ファン・ゴッホ美術館】で辿る37年の旅路

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世界最大のゴッホコレクションを誇る
アムステルダムの【ファン・ゴッホ美術館】

名だたる歴史上の画家の中でも、世界中のあらゆる人々から愛されるフィンセント・ヴァン・ゴッホ。

そんな彼の生まれ故郷であるオランダには、首都・アムステルダムのミュージアム広場に【ファン・ゴッホ美術館】が佇んでいます。

油絵約200点、素描約400点、そして弟テオへ宛てた手紙700点以上ものコレクションを誇る【ファン・ゴッホ美術館】の見どころとは?

ゴッホの人生と画業を時系列で知る展示構成

展示は0階から3階までの4フロアに渡り、ゴッホの人生と画業を時系列に沿って追える構成。

初期の代表作《ジャガイモを食べる人々》から感じられるのは、後の鮮やかな色彩と高い表現力への兆し。

 

《ジャガイモを食べる人々》1885年

南仏アルルへと渡り、明るい光と色彩で満ち始めるキャンバス。

モデル代を払う余裕がなかったという事情もあり、彼が生涯を通じて多く完成させた自画像にも、当時の印象派から受けた影響が垣間見えます。

 

《灰色のフェルト帽をかぶった自画像》1887年

世界に現存する6点のうち、作品保護のため他館への貸し出しを中止した門外不出の《ひまわり》もこの時代に描かれたもの。

ここでしか出会えない黄色の輝きを、ぜひ目に焼き付けて。

 

《ひまわり》1889年

そしてやはり見逃せないのは、弟・テオに息子が生まれた一報を受けて描いた《花咲くアーモンドの木の枝》。

澄み渡る青空に映えるアーモンドの白い花から感じられるのは、新しい命への祝福と希望。

奇しくも完成のおよそ半年後、画家がこの世を去ったという事実を考えると、名状しがたい想いに囚われます。

 

《花咲くアーモンドの木の枝》1890年

美術初心者から上級者まで、そして言語の壁があってもわかりやすい展示方法も魅力のひとつ。

経済的に余裕がなく十分な絵の具を購入できなかったゴッホは、さまざまな色の毛糸を用いて色彩のバランスを試行錯誤していたそう。

 

また館内には、ゴーギャン、ロートレック、モネといったゴッホと同時代の画家の作品も。

ゴッホの作品と合わせて鑑賞することで、彼が生きた時代と受けた影響を感じられるはず。

チケット予約は必須。お土産も忘れずに

【ファン・ゴッホ美術館】は当日券を販売していないため、オンラインでの予約が必須。

公式HP(一部日本語対応)から、希望の日時を指定して予約を。すぐに埋まってしまうので、旅程が決まったら早めの予約を心がけて。

また、鑑賞後にはミュージアムショップで旅の記念を購入するのも忘れずに。

《ひまわり》や《アーモンドの花咲く枝》などの所蔵作品をモチーフにしたオリジナルグッズは、大切な人へのお土産にも最適。

 

わずか37年の生涯で、2,100点を超える作品を生み出した天才画家の魂が息づく【ファン・ゴッホ美術館】。

ファン・ゴッホが生まれたオランダの地で、彼の人生そのものを辿る旅に出てみては。

WRITTEN BY

新井 美由紀

Miyuki Arai

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