東京・代官山に誕生。 【カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック】による暮らしの美学

LIFESTYLE & CULTURE
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代官山に現れた“静かなディオール”とは?

感性を整える時間を求める人にとって、今、東京で訪れるべき新しい場所がある。

2026年2月12日、東京・猿楽町に誕生した【カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック】。
それは、単なるメゾンによるカフェではなく、空間・味覚・香りまでを通して“美意識を体験する場所”。

竹林を再解釈した建築という舞台

カフェが入るのは、約1,800㎡を誇る【ディオール バンブー パビリオン】。

パリ本店「30モンテーニュ」の意匠を想起させながら、日本の竹林を着想源に再構築した建築。
ゴールドに染め上げられたバンブーのファサードは、昼は凛と、夜は幻想的に表情を変える。

敷地内には多くの植物が配され、流れているのは都心であることさえ忘れる静けさ。

メゾンの世界観を五感で味わう

パビリオン内で展開されているのは、メゾンによる多彩なる世界。
プレタポルテからレザーグッズ、ファインジュエリーまで、細部まで美意識が宿る。

寄木細工のフローリングや象徴的なモチーフ、日本人アーティストによる作品を楽しんで。

 

世界でここ代官山店でしか手に入らない限定アイテムもあり、ディオールファン必見のショッピングエクスペリエンスも。

今東京で一番注目のカフェ。
【カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック】

エントランスから数々のコレクションに魅了されながら、その終着点に位置するのが、このカフェ。

メニューを手がけるのは、三つ星シェフ【アンヌ=ソフィー・ピック】。
そして、テーマはフランス料理と“アール・ドゥ・ヴィーヴル(暮らしの美学)”。

香りの重なりは繊細で、甘さは抑制的。余韻を大切にする構成は、過度な主張をしないこの空間と響き合う。

Le Cannage sucre(ル カナージュ シュクレ)5,000円

ブランドを象徴するカナージュ模様を表現したデザート。

日本酒やライス風味のアントルメ、バニラ、ストロベリー、生姜のコンフィという意外性のある組み合わせながら、口当たりは軽やか。

甘さよりも香りが先に立ち、そっと静かに広がる。
築美のバランスに酔いしれて。

 

Le Trefle(ルトレフル)5,000円

代官山店限定で展開されるクローバーモチーフのケーキ「Le Trefle」も印象的な存在。

抹茶とエストラゴンのババロア、ピスタチオのビスキュイで構成された一皿に潜むのは、愛らしいフォルムの中に繊細な香りのレイヤー。

幸運の象徴であるクローバーをかたどったその姿は、華やかさというよりも、どこか詩的。
“ここでしか出会えない”という限定性のみならず、土地とメゾンの物語の重なりを堪能して。

Latte(ホット/アイス)2,000円

ラテには創設者【クリスチャン・ディオール】が愛した“Lucky Star”のモチーフをセレクト。

ソイやアーモンドミルクへの変更も可能で、小さな選択肢が用意されているのも魅力的。

堪能したいのは細部にまで及ぶ体験設計

化粧室に足を踏み入れた瞬間も、体験は途切れない。

ゴールドのディテールや柔らかな照明。
そして、設置されているのは「JASMIN DES ANGES」のハンドソープ。

手を洗うという日常の中の動作でさえ、この場所では余韻の一部になるはず。

 

オープン直後ながら、予約はすでに高い競争率。

予約可能な1ヶ月分のうち、満席という日も多く、公式サイトの定期的なチェックが現実的な方法なのだとか。
撮影は可能だが、もちろん他者への配慮は必須。

マナーと共に静謐な空間を愉しむことこそが醍醐味と言えるかも。

日常の延長線上にある、美意識の更新を

感性を整える時間を、日常の中に持ち帰る。
代官山という街に誕生したこのランドマークを訪れるたび、自分の感覚が少しだけ研ぎ澄まされる。

そんな予感を抱かせる空間で、特別なティータイムを。

 

 

 

 

WRITTEN BY

ゆみきゅあ

yumicua

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