メズム東京 × 新国立劇場バレエ団『シンデレラ』 ランチ＆ディナーコースが登場

東京の躍動感や波長と共鳴し、上質な空間でクリエイティブな体験ができるモダンラグジュアリーホテル【メズム東京、オートグラフ コレクション】。

2025年6月20日（金）から10月26日（日）までの期間限定で夢と魔法に満ちた美食体験が開催されます。

新国立劇場とのコラボレーション企画第二弾。
今回のテーマは、世界中で愛され続ける名作バレエ「シンデレラ」。

16階のフレンチダイニング『シェフズ・シアター』にて提供されるランチ＆ディナーコースは、「シンデレラ」の幻想的な世界観を豊かな色彩と遊び心あふれる一皿一皿に昇華させた、まさに〈舞台芸術と美食の共演〉。

「芸術をもっと日常に」という【メズム東京、オートグラフ コレクション】の想いと、新国立劇場が紡ぐ舞台の感動がコラボレーションするランチ＆ディナーコースとは？

シンデレラの軌跡をたどる、優美なガストロノミー
バレエ『シンデレラ』ランチプログラム

テーマは〈夢と変化の物語〉。
鮮やかな色合いで表現されているのは、灰かぶりの少女から、魔法に導かれ舞踏会へと向かうシンデレラの旅路。

アミューズ：灰かぶりの少女

馬肉のタルタルには、黒い灰をイメージしたメレンゲを。
ムール貝のフリットや暖炉を思わせるビーツのムースなど、物語の始まりにふさわしい、プレイフルで感性豊かな三品。

前菜：優しさの贈り物

気仙沼産の鰹を主役に、茄子やブルーチーズのフィリングを忍ばせたパンフリットを添えて。
爽やかな酸味と食感のハーモニーが印象的。

魚料理（メイン）：舞踏会の準備

フェンネルのベールをまとった鮮魚のソテーは、舞踏会の準備に余念のない義理の姉たちをイメージした一皿。
ほうれん草とキノコのプレス、オマール海老のソースが味覚をドラマティックに演出しています。

肉料理（メイン）：魔法の訪れ

しっとり焼き上げた子羊にレモンバームの香りを忍ばせせ、チキンムース包んで、さらにパイで包み焼きした手間を惜しまない逸品。
華やかさの中に深いコクが広がる、まさに魔法のようなメイン料理。

デセール：四季の贈り物

ベリーのジュレやローズマリー香るクレームブリュレ、フロマージュブランムースを重ねた球体に、春夏秋冬を表現した4種のソースを添えて。
食べ進めるたびに四季を巡る、詩的なデザートに。

深まる物語、夜の舞踏会へ
バレエ『シンデレラ』ディナープログラム

日が沈み、舞台はクライマックス。
ディナーコースはより洗練された構成で、物語の深部へと誘います。

アミューズ：いざ舞踏会へ

香ばしい鮎の骨で出汁をとったコンソメスープや、鮎のリエットとクレープ。
パンプキンパウダーのチュイルを添え、かぼちゃの馬車や舞踏会へのときめきを遊び心たっぷりに表現。

前菜：運命のダンス

オマール海老と百合根のモンブラン。
バニラの香りをまとった優美な前菜が、運命の出会いを祝福します。

魚料理（メイン）：12時の鐘の音

羽太に竹灰で色ふけしたジャガイモをパス状にカットしまとわせ、赤パプリカのソースで白身魚の旨みを引き立てた一皿。
ジャガイモのピューレで表現された〈12時〉の時刻が、物語の転機を想起させます。

肉料理（メイン）：愛の手がかり

京鴨のローストは、鴨と茸のラグー入りラビオリやイチジクを添えて。
キャラメルリぜしたイチジクとライスペーパーで作った「ガラスの靴」が、物語の終幕を感じさせる一皿に。

デセール：光に包まれて

カシスソースを土台に、カシスのビスキュイとマロンのパルフェグラッセを重ね、豆乳ムースをのせた軽やかな デザート。
黒いプレートに金粉が散らされてあり、煌めく空を表現しているのだとか。
物語の最後を飾るのにふさわしい、優しくさっぱりしたしめくくりのデセール。

バレエと美食が織りなす、心ときめくひとときを

まるで舞台を観劇するように味わう、ストーリー仕立てのコース料理。

繊細でユーモラス、そしてどこか儚く、もちろんとびきり美しい。

そんな『シンデレラ』の世界が、五感を通して体に染み渡ります。

2025年10月には、日本最高峰と称される新国立劇場バレエ団による本作の上演も控えているからこそ、ひと足先にシンデレラの世界を堪能しながら芸術と美食が共鳴する贅沢な時間を過ごしてみては？