旅の楽しみ〈お土産探し〉。
殿堂入りが多い京都で「見たことがない」お土産を求めて
旅の醍醐味の一つでもあるお土産探し。
「京都土産と言えば」でまず挙がるのは『八つ橋』や『抹茶のお菓子』『漬物』『お香』など、パッと思い浮かぶ王道土産も少なくなく、もらったことも、あげたことがある人も多いはず。
そんな京都において〈まだ貰ったことがない感動のお土産〉を求め、京都市内でトレジャーハンティング。
1. 定番だけど癖になる美味しさ【満月】の『阿闍梨餅』
『阿闍梨餅』バラ 141円(税込み)
江戸末期創業の老舗、【阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月 本店】の名菓『阿闍梨餅』。
「阿闍梨」は日本では天台・真言宗の高僧のことを指す言葉で、比叡山で修行する阿闍梨が被る網代笠を象って『阿闍梨餅』という名がついたのだそう。
一見大判焼きのように見えるものの、実際には皮がより薄くなめらかでしっとり&もっちりとした食感の皮に地元丹波の大納言小豆の粒あんを包んだ半生菓子。
たっぷり餡が詰まっているのに甘すぎずあっさりとしていて、一度食べるとやみつきになるという人も多々。
購入当日に食べると、感激のもちもち感を味わえるのもポイント。
2. カラフルで可愛らしい、老舗【鶴屋吉信】の新ライン『IRODORI』
『IRODORI』有平糖 540円(税込み) 羊羹 バラ 216円(税込み)
「伝統のもとイロトリドリに進化を続ける」をコンセプトとした【鶴屋吉信】の新ライン『IRODORI』。
琥珀糖やマカロンを思わせる最中などキャッチーなラインナップの中から今回は羊羹と有平糖をセレクト。
有平糖は京都の名所をイメージしたというカラフルな縞模様。
また、羊羹は職人が一つ一つ手作業で練り上げる伝統の製法はそのままに、いちご、さくらんぼ、レモン、ヨーグルトの4種類。
味も形も珍しい一口サイズの新感覚の羊羹は、お土産にするのはもちろん、デスクワークの合間の糖分補給にも嬉しいサイズ感。
3. モダンなフレーバーと伝統の技が光る京あめ【Crochet(クロッシェ)】
【クロッシェ】1フレーバー345円(税込み)~
愛らしいキャンディストライプがアイコンの京あめ【クロッシェ】。
カシスオレンジ、バナナ、ショートケーキやアップルサイダーなど斬新なフレーバーとカラフルな見た目が魅力。
バラエティ豊かなフレーバーの数々は、見た目のみならず味も品がよく格別。
渡す相手のイメージカラーや「推し」カラーなど選ぶ楽しみは無限大。
4. 京都発のサステナブルなスイーツ。
「缶を開けたらいつでも食べごろ」【GOOD CACAO】のアップサイクルな『焼き菓子缶』
『日本茶にあう焼き菓子缶』フィナンシェ 918円(税込み) ラスク 918円(税込み) バウムクゥヘン 918円(税込み)
カラフルかつキュートな缶詰の中身はなんと焼き菓子!
京都発のサステナブルブランド【GOOD CACAO】の焼き菓子の賞味期限は驚きの1年以上。
チョコレートの生産時に廃棄されてしまう「カカオハスク(カカオ豆の皮)」を使用したアップサイクルスイーツで、カカオの香りと京都らしいコンセプトの『日本茶にあう焼き菓子缶』シリーズはお土産だけでなく自宅用にも買い置きしておきたいポップなヴィジュアルが魅力。
5. 河原町の大人気パティスリー【RAU】の『Nami-Nami』
『Nami-Nami』3本セット 1,944円(税込み)
河原町にある情景を形状で表現するパティスリー&ショコラトリー【RAU】。
2人のシェフがフランスと京都の街で見た、屋根瓦の風景や形状をイメージして生まれた『Nami-Nami』は、唯一無二の芸術的な生ケーキで人気を博す【RAU】の中で、唯一お土産として持ち帰れるスイーツ。
プレーン・ショコラ・ゴマの波型サブレに、それぞれ3種の軽やかなクリームと濃厚な板チョコレートを挟んだ上からも断面もどちらも美しい一品。
手土産としても喜ばれそう。
次回の京都では趣向を凝らした初めて出会うお土産を探しを楽しんでみては?