日々のご褒美、とっておきの贅沢に。
憧れホテルへの滞在は何ものにも代え難い悦び
「一度は宿泊してみたい、叶うものなら定宿にしてみたい」
誰しも、自分にとって特別な思いを抱くホテルが存在するはず。
訪れたのは、憧れと呼ぶにふさわしい【富士屋ホテル 箱根・宮ノ下】の『花御殿ヘリテージルーム』、今回は桜のお部屋に宿泊しました。
昭和11年当時の雰囲気が漂う優美なる空間
全40室からなる『花御殿』
『本館』、『西洋館』、『フォレスト・ウイング』と、それぞれの個性と魅力が溢れる客室の中でも人気が高い『花御殿』は全40部屋。
それぞれの客室には花の名前が付けられており、花御殿の各部屋のドアには、大正時代の日本画家、三井萬里の作品が。
ペントハウススイート2ベッドルームや、花御殿3階、角部屋に位置する、各国の著名人からも愛された最上位室であるヘリテージルーム菊。そして足を踏み入れた瞬間、和洋折衷の独特な雰囲気に包まれるツインルームなど、まるで花のようにそれぞれ異なる佇まいを見せてくれる。
そして今回フィーチャーする『花御殿ヘリテージルーム』の桜は、花御殿を代表する客室であるヘリテージルーム。
客室に一歩足を踏み入れると、そこに広がるのは小粋な和洋折衷の意匠。
さらには思わず心ときめく絨毯やドアに描かれた可憐なる桜のモチーフも。
品の良い絢爛さが漂う空間は、自分自身を愛おしみ酔いしれる場所としてお誂え向けと言って良いはず。
カーテンを開けると眼前には富士屋ホテルの雅な本館が。独り占めして眺められるのも、この部屋の特権。
控えめながらも日常から離れた穏やかな時間を過ごせるベッド。
思わず自分の衣類やアクセサリーを丁寧に並べたくなるクラシックなチェスト。これもまた富士屋ホテルの歴史とともに丁寧に受け継がれてきたもの。
客室でもスパでも名湯・宮ノ下温泉の堪能を
2020年夏に大規模改修工事を終えた【富士屋ホテル 箱根・宮ノ下】。
スパでは箱根七湯に数えられた名湯・宮ノ下温泉(循環式)や男女ともにドライサウナや水風呂、絶景の半露天風呂も愉しめるものの、「宮ノ下温泉の源泉を自分ひとりで堪能したい!」という場合は客室のバスルームを。
そこかしこに桜のモチーフが散りばめられており、その愛々しさに囲まれる体験は、心ときめいてたまらないはず。
〈粋なデザイン〉と賞賛するにふさわしいステッカーや絵葉書。一つ一つの完成度に惚れ惚れせずにはいられない。
思わず大切な人を想いながら手紙をしたためたり、この場所で湧いたインスピレーションを整理したり、空想に耽ったりしたくなること請け合い。
大切な人と過ごすのはもちろんのこと、自分にとって特別な日に自分自身を甘やかし、慈しむにもぴったりな空間。
自分のための、旅のバケットリストとして加えてみてはいかが?
INFORMATION
富士屋ホテル 花御殿 ヘリテージルーム
建築 昭和11年(1936年)
広さ 69 ~74m²
定員 2名
ベッドサイズ 120cm x 203cm
設備 冷房・暖房/加湿空気清浄機/トイレ/バス・シャワー/テレビ/電話/インターネット接続(Wi-Fi)/クロームキャスト/冷蔵庫/コーヒーマシーン/電気ケトル/ドライヤー/金庫
※チェックイン15:00/チェックアウト11:00
※お部屋のお風呂は宮ノ下天然温泉
※全室禁煙
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