このホテルに泊まりたい理由。Vol.10【小樽リトリート 蔵群 by 温故知新】

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2026年2月にリブランドオープン。
今注目したい、旅の目的にしたい滞在とは?

北海道・小樽。観光地として知られる街の喧騒を離れた先に、ひとつの静けさがあります。
予定を詰める旅ではなく、自分の状態を整えるために、あえて“何もしない”時間を選びたくなるとき。

今回紐解くのは、2026年2月にリブランドオープンした【小樽リトリート 蔵群 by 温故知新】。
ここに泊まること自体が目的になる——そんな滞在が成立する理由とは?

【小樽リトリート 蔵群 by 温故知新】の立地、背景、コンセプト

小樽中心部から車で約15分。朝里川温泉の穏やかな自然に包まれるロケーション。
もともと「小樽旅亭 蔵群」として愛されてきたこの宿は、2026年2月、”醸す”という思想を軸に再構築されました。

建築を手がけたのは、中山眞琴氏。小樽の石造倉庫群から着想を得た独立棟の構成は、
一室ごとに完結した静けさをつくり出しています。

全19室、すべて温泉付き客室。さらに滞在はオールインクルーシブ。
過剰なサービスではなく、「どう過ごすか」を委ねられる設計。

【小樽リトリート 蔵群 by 温故知新】に泊まりたい3つの理由

1. 滞在の流れに溶け込む、オールインクルーシブ

ラウンジやバーでは、時間帯に応じて軽食やドリンクが用意され、アルコールも含め自由に楽しめるスタイル。

チェックイン後、自然と足が向いたバーでは、北海道のワインや日本酒、ビールなどが静かに並び、ノンアルコールメニューも充実。
その日の気分で選び取れる選択肢も嬉しいもの。
「何を飲むか?」よりも、「どう過ごすか?」が先にくる感覚が心地良さを高めてくれるはず。

 

グラスを片手に過ごす時間も、誰かと語らうでもなく、ただその場に身を置くだけで成立する特別なもの。

チェックインしてから、時計を見た回数が明らかに減っていると感じる人も少なくないはず。
選ばなくても満たされていく。

そんな滞在のリズムが、自然に整っていく過程を感じて。

2. 客室温泉で完結する、“自分だけの湯治”

すべての客室に備えられた源泉かけ流しの温泉。
好きなタイミングで湯に浸かれるという、シンプルで贅沢な環境。
大浴場とは異なり、誰かの気配や時間に左右されることがないのも嬉しい。

湯に浸かり、少し休み、また入る。その繰り返しの中で、身体の緊張がほどけていく感覚。

「もう一度入ろう」と思うハードルがここまで低いだけで、温泉との向き合い方が変わるのだと実感できるのも醍醐味。

“整える”という言葉が、自然と腑に落ちるエクスペリエンス。

3. 食と時間が静かに重なる、滞在の余韻

食事の時間もまた、この宿の体験の一部です。

夕食は、北海道の食材を軸にしたコースで、発酵を取り入れた一皿から始まり、土地の恵みを少しずつ重ねていくような構成。
華やかに見せるというより、静かに“身体に入ってくる”感覚のある食事と言えるもの。

ペアリングされるのは、後志エリアを中心とした北海道産のワインや日本酒。どれも主張しすぎず、料理の流れに寄り添うバランス。

 

朝食は一転して、やわらかく整える内容に。

野菜や発酵食を中心に、無理なく身体に入ってくる軽やかさ。
どちらも個室で提供されるため、周囲を気にせず、自分たちのペースで味わえるのも印象的。

ESSENTIAL TRAVELステイレポート

温泉に入り、部屋で過ごし、食事をとり、また静かに戻る。ただそれだけで、一日が満たされていく。

バーで過ごす時間も、食事の時間も、どこか“間”があり、詰め込まれていない。
派手な出来事はほとんどないのに、滞在後のコンディションだけが明らかに変わっている。

華やかさではなく、静けさとして記憶に残る滞在。

旅の目的そのものを更新してくれる一軒を探し求めるなら、ぜひ【小樽リトリート 蔵群 by 温故知新】を訪れてみては。

WRITTEN BY

ゆみきゅあ

yumicua

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