ヒマラヤに囲まれた絶景。ブータンのラグジュアリー・リゾート【シックスセンシズ ブータン】 で究極の非日常を
ヒマラヤに囲まれた絶景の地
【シックスセンシズ】にパラダイス・ステイ
ヒマラヤ山脈南麓に位置する仏教王国、ブータン。
長きにわたる鎖国の末、オーバーツーリズムに配慮しながらも観光客を迎え入れるようになりました。
手つかずの自然には、豊かな文化や伝統遺産が根付いており、経済より個人の生活の満足度を大切にする「幸せの国」としても知られているその土地の魅力とは?
ターンテーブルもブータン仕様。
ラゲージピックアップのから旅気分に酔いしれて
ラゲージピックアップのターンテーブルもブータン仕様
トラベルラバー憧れのラグジュアリー・リゾート【シックスセンシズ】は、現在ブータンに5軒。
とりわけ『シックスセンシズ ブータン』は、自然派ラグジュアリー・リゾートの先駆者として知られ、まだ世界的にも「サステイナビリティ」の概念がない頃から実践、90年代前半の創業以来、大自然に囲まれた絶景の地において自然や生態系との共生を行ってきました。
人々が祈りを捧げる仏像は、空港をはじめいたるところに
ブータンの西部と中央部の渓谷、パロ、ティンプー、プナカ、ガンテ、ブムタンに点在するリゾート。
その中から、今回は〈パロ〉、〈ティンプー〉、〈プナカ〉の三か所にステイ。
【シックスセンシズ】の原点ともいえる大自然との共生、SDGsに根差したサービスの真髄を満喫する旅として最適。
まずは、標高およそ2,650mに位置し、町の南にある谷の斜面に建てられた、ティンプー渓谷を一望できる『シックスセンシズ ティンプー』へ。
華麗なる装飾の門を抜けると始まるブータンの旅
日本からの直行便はなく、バンコク経由でブータンの国際空港パロに入るのが一般的。
世界一美しいのでは?と思わせる装飾が彩るターミナル
バンコクからパロまではブータンエアーで約3時間15分。険しい山間をうねりながら、機体は滑走路に滑り込みます。
飛行機を降りた瞬間に目を奪われるのは、ブータンの伝統的な様式美に彩られた美しい空港ターミナル。
建築様式と装飾は、国が決めた基準があり、華麗なる装飾の建物を堪能することができるのだとか。
門を抜けると始まる、ブータンの旅
入国審査を抜けて外に出ると、視界に飛び込むのは、伝統美に飾られたブータン様式の門。
その門をくぐると、ブータンの旅が始まります。
【シックスセンシズ ティンプー】のシンボル、プレイヤーズ・パビリオン
ブータンの首都、ティンプー。
公用語はゾンカ語であるものの、学校教育は英語で行われているため、ほとんどの人はバイリンガルでコミュニケーションは比較的無理なく行えるはず。
世界で唯一チベット仏教を国教とする国で、日々の祈りとともに宗教を心の拠り所にしているからこそ、ホテルにも写真上の祈りの館が備えられており、スタッフたちも朝から祈祷に余念がありません。
ちなみにブータンへの個人旅行は難しいので、専門の旅行代理店に相談するのがおすすめ。
外国人はSDFという観光税が適用され、さらにVISAの取得も必要になります。また、公定ガイドさんとの行動も必須。
山々の雄大な自然を眺めて。
友人宅に招かれたような癒しの空間
ホテルに到着して扉を開けると、ガラスに覆われた大きな窓が眼前に広がる。
インフィニティプールが続き、その先にはヒマラヤの山々が層をなして迫り来る様は、天空のパラダイスという表現がふさわしい。
はるかな大仏クンセル・ボダンを眺めるための望遠鏡
遥か遠くに見えるティンプーの大仏クンセル・ボダン。
豆粒のように見えるその大仏様がはっきり見えように焦点を合わせた望遠鏡が備えられ、ゲストはまずそのお姿を拝むことに。
ヒマラヤの山々に囲まれたリビングは、友人宅に招かれたようなゆったりとした空間。
ウェルカムドリンクにはハーブと果物をミックスしてジンジャーなどを加えたオリジナルのジュース。
親しい友人宅に招かれたような温かさは、【シックスセンシズ】における世界共通のもてなし。
気がつけば、すでに何日も滞在しているような心地よさに。
広大な敷地に点在するコテージへはスタッフが送迎してくれる
雄大な山々に囲まれた敷地は広大。
カートで緩やかな山道を登り、案内される客室は76㎡のスイートが全20室。
1ベッドルームから3ベッドルームまでヴィラの5室が点在。
パノラマを満喫しながらのカラダに優しいリトリート
ナチュラルでウッディなロッジながら、美しく大自然に映えるブータン様式の窓枠や装飾。
ウッディで温かみを感じさせる室内
山々の風景が部屋の一部をなしているように感じるガラス窓。
圧巻の客室は時の流れすらも忘れてしまいそう。
バスタブに浸かりながらヒマラヤの大画面を眺めて
部屋の仕切りはなく、広い部屋にはリビング部分とベッドルーム、バスルームが一体に。
バスタブからも外が見渡せ、贅沢な眺めとともにバスタイムをゆったりとした心持ちで過ごしたい。
毎日異なる自家製ジュースが用意されている愉しみ
冷蔵庫には、ガラスのボトルが並び、自家製のレモネードやフルーツ、ハーブのアイスティー、さらにはブータンのクラフトビールまで。
ライムがナイフとともにさりげなく置かれているのが、さすがの細やかな心遣い。
ライムを絞ったドリンク片手に窓いっぱいに広がる絵画のような風景を眺めれば、疲れも癒やされるはず。
辛い唐辛子とチーズを使ったブータンの国民食、エダマツィ
ディナーには、敷地内のレストランで地元料理「エダマツィ」を注文。
ブータンの国民食であるエダマティ、エマとは唐辛子。主食は米で、一般的には赤米を好むのだとか。
決して情報が多くなく、慣れない土地であるブータンでの滞在をも磨き上げてくれる【シックスセンシズ】のホスピタリティ。
気になったら、まずは専門の旅行代理店でのリサーチをおすすめします。