神話の国の伝統芸能「石見神楽」を【界 出雲】で感動体験

「灯台と水平線を望むお詣り支度の宿」をコンセプトに、2022年11月誕生した【界 出雲】

実は、星野リゾートの温泉旅館ブランドである【界】では、「ご当地楽」として各施設ごとに地域の文化や風土を体感できるエクスペリエンスも魅力の一つ。

日本の建国神話に関わる出雲大社をはじめとする古社が点在し、伝統文化や自然美が息づく〈神話の国〉出雲市。
そんな出雲市に位置する、ここ【界 出雲】では、出雲神話にまつわる文化体験も楽しむことが叶います。

【界 出雲】でしか鑑賞できない島根の伝統芸能である「石見神楽」とは？

今回は〈神話の国〉出雲の奥深さを体感できる「石見神楽」を中心に、滞在の魅力をご紹介します。

そもそも出雲大社とは？代表的なご利益はどんなもの？

代表的なご利益として「良縁祈願」のほか、子授、夫婦和合、五穀豊穣、商売繁盛などあらゆる縁を結んでくれるとか

一般的には【出雲大社（いずもたいしゃ）】として知られていますが、正式な名称は【出雲大社（いづもおおやしろ）】。

「国造りの神」とされる大国主命（おおくにぬしのみこと）を祀っています。

島根の伝統芸能〈石見神楽〉とは？

もともとは「神様に捧げる舞」だったものが、民衆に広がっていった〈石見神楽〉

日本の伝統芸の中でも特に神秘的で美しいとされているものひとつ、〈石見神楽〉。

【界 出雲】では、出雲大社の起源を描いた神話「国譲り」という演目が鑑賞できます。
内容は【界 出雲】オリジナルのものになっているのだとか。

国譲りとは、天井の国である高天原から遣わされた、天照大御神（アマテラスオオミカミ）の使い経津主命（フツヌシノミコト）と、出雲の国を治める大国主命（オオクニヌシノムコト）の息子建御名方命（タケミナカタノミコト）が、国をかけて壮絶な戦いを繰り広げる物語。

経津主命と建御名方命が繰り広げる勇壮な戦いを楽しめる演目は必見。

【界 出雲】で石見神楽の神秘的な世界に引き込まれる体験

老若男女が心奪われる迫力満点で力強い演技

【界 出雲】で演じられている神楽は、なんと星野リゾートのスタッフの方によって披露されているというから驚き。

実際に神楽を伝承する方からの指導のもと、厳しい訓練と試験を通過した方のみで演じられているそう。

優美な動きと伝統的な楽器の音色で神々の存在を感じるとともに、手が触れてしまいそうなほどの近さで観ることができる力強い演技は迫力満点。

戦いの場面では、会場が驚くような仕掛けや演出も

激しい演出や戦いの場面では、演者たちの動きと衣装の変化も見どころのひとつ。

最前列席では息遣いや衣装の擦れる音まで聞こえるほど。
あまりの迫力に、石見神楽の神秘的な世界にどんどん引き込まれるはず。

演舞が行われるご当地広場では華やかな衣装などが展示

石見神楽の見どころは、迫力のある音楽と華やかな衣装も特徴のひとつ。
他にも出雲の神々の系譜図や「国譲り」に登場する神々のお面などが展示されているので、チェックしておきたいところ。

春から秋にかけては、海を背景にした屋外の水上舞台で壮大な演出に

夜に行われるため舞台はライトアップされるなど、ご当地広場とはまた違った迫力と景色で楽しむことが可能。

演目終了後には、登場した神々と一緒に記念写真も

演目終了後には、演目中に使用された小道具を持って一緒に撮影することができるので、最後の最後まで世界観を堪能することができるのも嬉しいポイント。

石見神楽を鑑賞することによって、出雲大社へのお詣りもさらに身近に感じ、心を高揚させてくれるはず。

演舞が行われるご当地広場の伝統工芸にも注目したい

島根の伝統工芸や素材が随所で感じられる【界 出雲】。
ご当地広場では、柱のしめ縄は出雲大社のしめ縄と同じものが使われているのだとか。

また、耐久性に優れ、島根県の町並みで多く見受けれられる独特の赤みがある、石見地方特産の「石州瓦」で作られたベンチも必見。

日本中から八百万の神が集まる神話の国、島根県。
そして【界 出雲】の〈石見神楽〉を通して、出雲の神秘的な世界と豊かな文化に触れ、その土地の魅力を理解し感動する貴重な体験。

郷土色が溢れるご当地楽を堪能して、土地の歴史や特色を奥深く知り、より一層旅を意味あるものにしてみては？

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