出雲松島と日本海の絶景を。
灯台と水平線を望むお詣り支度の宿【界 出雲】

車で約20分の距離にパワースポットである出雲大社、そして徒歩5分の距離には日御碕神社。

目の前には日御碕灯台や日本海を望む岬が立ち、パワースポットと絶景を存分に楽しめる温泉旅館。
日本海の情景と温泉で心と身体を清らかにし、お詣りに向けて心をととのえる「海色禊」をテーマに2022年11月に開業したのが、ここ【界 出雲】。

今回は、出雲神話が根付く日御碕に位置し、島根の伝統工芸や素材で表現されている【界 出雲】のお部屋や施設をご紹介します。

日本海と沈む夕日がモチーフのエントランス

大きな窓から光が差し込む時間によって違う表情を見れるエントランス

入り口に足を踏み入れるとすぐ目にするのは、日本海と沈む夕日をイメージした空間。
食事やご当地楽でエントランス近くを通るため、時間によって差し込む陽の光と陰で表情が変わる様は、こまめに見ておきたいところ。

「たたら製鉄」から受け継がれる伝統技法によって作られた素材

日本刀の原料になる「玉鋼（たまはがね）」が中央近くに一つ、その周りには「玉鋼」を作る過程で生まれる不純物と言われる「鉄滓（ノロ）」という素材で作られている夕日のモニュメント。

必ず生まれるにもかかわらず光が当たることのないノロと玉鋼を一緒にすることで、島根のものづくりの営み、そして陰と陽を表現しているのだとか。

水平線に沈む夕日、昇る朝日を望むご当地部屋「彩海の間」

〈水平線に沈む夕日〉と〈昇る朝日を望む絶景〉で2種類ある客室

【界 出雲】のご当地部屋「彩海（さいかい）の間」は、〈水平線に沈む夕日〉と〈昇る朝日を望む絶景〉の2種類。島根の豊かな文化や伝統を感じさせてくれます。

「日が沈む聖地」と言われる、日御碕（ひのみさき）。
世界の歴史的灯台百選にも選ばれた日御碕灯台が見えるお部屋では、海に沈んでいく夕日を望むことができるのも贅沢なひと時。

お部屋が刻々と夕日の色に染まっていく時間を堪能して。

夕日のオレンジ色をより鮮やかに感じられるべく、藍色を基調にした部屋

客室は藍染や草木染めで水平線をイメージしたヘッドボードに、藍染のベッドライナーなど落ち着いた藍色でリラックスできる空間に。

日本で唯一、筒描（つつがき）藍染を受け継ぐ「長田染工場」や、独自の二段抜染（ばっせん）技法で藍色をつくる「天野紺屋」、手漉き（てすき）和紙で生み出される「紙布（しふ）」のアートなど、地元作家の作品と館内の随所で邂逅できることも魅力のひとつ。

朝日を望める海側の部屋は優しいピンク色が基調

出雲松島を望める海側の客室は、朝焼けに包まれていく海と空間が特徴。
ユネスコ無形文化遺産に登録された島根の伝統的工芸品「石州和紙」による優しいピンク色が、より一層幻想的な印象に。

出雲松島を正面に望めるデスクで読書や書き物を

海の彩りと空の眺望を楽しめるのが【界 出雲】の「彩海の間」の魅力。
刻々と表情を変える空間に身を置くことで、自然と心がほぐされていくはず。

【界 出雲】で一番の絶景スポット「かわたれテラス」とは？

日本海の水平線と山々、そしてを御来光を望むことができるテラス

まだ薄暗い明け方である「かわたれ時」が由来のこのテラスは、【界 出雲】で一番の絶景スポット。

文字通り日の出を望むことができるこの場所。
遮るものはほとんどなく、目の前に出雲松島と山々、さらに日本海の水平線を望める絶景は圧巻。

刻一刻と移り変わる空と海の美しいグラデーション。そして潮の香りや波の音。

もはや神秘とも言えるような自然に心身を委ねることで、気持ちが安らぎ解放される感覚と出会ってみて。

コーヒーやハーブティーを飲みながらリラックスする時間

併設するトラベルライブラリーに並ぶのは、島根の神社や神話、温泉をはじめとした書籍の数々。

早く起きた朝には目覚めの一杯も幸せな時間とともにテラスの景色を一人占めも叶うかも。

訪れる季節や時間によって、異なる表情を見せてくれる日本海や山々の絶景。

出雲神話にまつわるこの地で心をおだやかにお詣り支度。
【界 出雲】での「海色禊」によって、心身を清らかに整えてみては？

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